バグダッド・カフェ
超久しぶりに「バグダッドカフェ」見てました。さっきまで。
息子Bが最近、昔の映画をたくさん借りてくるので、わたしもこっそりひとりで見たりしているわけです。
たぶん、3回目だと思う。最初に見たのは大学生だったかなー。90年代に流行ってましたよね。一緒に見たのは誰だっけ、忘れちゃった……
主題歌が印象的すぎて、最初はもうただそれだけ、音楽が素敵で、色がきれいとか、そういう感想だったような。道路沿い、ホテルの看板と電柱、空の色がきれいすぎるんですよね。そこにあの曲ですから完全に持っていかれる感じ……でも実のところあまり内容は覚えてなかった。若かったんですねー。今思えば。
二回目はいつぐらいか忘れちゃったけど「ああこういう内容か」っていう腑に落ち方があって、ああこれはいい映画だなと。途中、きれいすぎて切ないなと思った。
それで、今日見て思ったのは、
「あーこれ、今のわたしのためのファンタジーだ……」
ってたぶん、いろんなおばさんがそう思うんだろうな……
おばさんの映画なんです。おばさんが見るべきファンタジー映画だったんだ。超今頃ですけど。
主題歌も、おばさんを呼んでいたんだなぁと。あの空の色、夕暮れの美しさ、もうすぐ何も見えなくなる……
「もうおしまいですよ、でも大丈夫」
歌も色もとても優しくて。
あれが女性同士の映画だということも象徴的だなあと。若くないってそういうことだもん……
抜け落ちたあとの自由というか、何も残ってないけど、世界がきれいだなって思えたらいい……
きれいすぎて切ないけど、超癒される。今頃だけどDVD買っちゃおうかなぁー。
ちなみにサントラはすごい昔に買って持ってる^^
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さてとプロットねりねりしなきゃ。